
すずらん教室とは
柔軟性のある、固定概念にとらわれない
自由なモノづくりを楽しむ
私が一番最初に習った地元の小さな洋裁教室の名前は
「すずらん教室」でした。
私に服作りの楽しさを教えてくれた教室です。
すずらんは
小さな花ひとつひとつが開き
みんなで咲く姿が
美しく愛らしいのです。
講師一人だけでは意味がありません。
生徒さんみんなと繋がることで
「すずらん洋裁教室」は美しく輝きます。
教室理念
買うのが当たり前の生活ではなく
作るのが当たり前の世の中へ戻す
買った方が安い
ボタンを押せば明日には手に入る速さ
果たしてその価値観は
これからの担い手の為になるのだろうか…
作る技術を身につけると
買い続けなくていい未来が待っている
かっこいい、おしゃれな生地で
自分や家族の服を作る人が増えてほしい
そして本当に人手が足りていない
日本の第一次&第二次産業を
日本の人たちで支え続けたい
企画、管理側ばかりが増加し続けても
素材、材料を生み出す人がいなくては
私たちが暮らす日本は
海外からの輸入に頼らざるを得なくなる
そんな未来を私たちの後に続く
若い世代に背負わすことは
心が痛い
効率3重視(早い、安い、多く)に
歯止めをかけるなら今です
それが出来るのは
今を生きる私たち大人です
後世や周りのみんなと手を取りあいながら
モノづくりをみんなで広めれば
未来は大きく変わります
まずは『衣・食・住』で自分の始めやすいモノから
『衣』なら身近なミシンや編み物を
個性的な服や快適な衣服の追及も可能です
日々の暮らしでの本当の豊かさとは何か
自分の手で生み出すことから始めませんか
洋裁は基礎技術
自分の服、家族の服を仕立てる、直せる
縫製士になりたい
モノづくりで生計を立てたい
それは私の思う目標ではありません
私が思う本来の目標は
本を見ながらでもいいから
その技術を身につけてほしい
昔の日本がそうであったように
お金がないから作るではなく
自分のために、家族のために
自分で作る技術を持つ
目に見える対価は得られないかもしれないが
自分に技術というお金では買えない力がつく
買わずに作れるモノは作る
それは節約ではありません
自分で、自分の力でその分を稼いでいます
買う方が安い、何でも100円で買える
では、いつまで買い続けるのか
欲しくなったら、買い
使えなくなったら捨てる、買いなおす
それを捨てずに作る、買う前に作れるか考える
これだけで大きく変わります
これからの日本に必要なのは
個々の力ではないでしょうか
技術は一生モノです
誰にも奪えない、本当の自分の財産
老後の年金より大事に考えたい財産
生きてきた中で培った知恵、技術
政府に頼らずとも、自分で生活できる自活能力
それを大人の私たちが
若い世代に伝えていかねばなりません
自分の服、家族の服や必要なモノが
作れる、直せる
何歳からでも遅くない
何歳でもいいんです
大切なのは
熱意、挑戦する行動力、諦めない心
モノづくりをしたい!
という世の中へ変化させるためには
周りに伝える必要があります
一つ身につけ、誰かに伝える
さらにまた身につけ、誰かに伝える
それが、10人、100人を増えれば
どうなるかワクワクします
人の力は偉大です、はかり知れません。
みんなでモノづくり旋風を巻き起こしましょう
基礎学力と同じ基礎技術として
活きる&生きる力を身につける
自分の技術はお金では買えない

自分のために
学校で使う雑巾を縫う

お孫さんのために
スカートを縫う

妹のために
体操服入れを縫う
作っている時間、完成した時の感動
プレゼントして喜んでもらえる
どの瞬間も幸せでいっぱいです
講師の紹介
津井 美穂(つい みほ) 1986年生まれ O型
京都の服飾専門学校にて服作りを3年間学ぶ。
ウエディング業界へパターンナーとして就職。
その後、製造業にて様々なモノづくりを経験。
日本のモノづくりの現状を知り、自分のできることは何かと見つめ直す。
大好きなモノづくりを広めるため、洋裁を通じてたくさんの作り手を遺すことを決意し、独立。
